フィレンツェでは、お値段という面では、トラットリアもリストランテも、それ程、差がなくなってきましたが、店内の気軽な雰囲気や家族連れでワイワイ食べられる「フィレンツェの食堂」という雰囲気をまだ残しているお店です。気取ったリストランテだけでなく、こんな気軽なお店で食事をするのもフィレンツェ滞在の楽しみの1つですね。お昼しか営業していないお店が多いのでご注意下さい。
Trattoria Mario トラットリーア・マリオ
Via Rosina, 2r, 50123 Firenze 12:00-25:00 日曜定休
開店前から行列ができる有名なトラットリアです。相席は当たり前。とても狭いので、お買い物等はホテルに置いてから行く事をおススメします。とっても活気があって庶民的な雰囲気がフィレンツェらしいお店です。
フィレンツェ名物の牛の胃袋のトリッパや、Bistecca di maiale (ビステッカ・ディ・マイアーレ=ポークステーキ)にfagiolini bianchi(白インゲンを茹でたもの)をつけてもらっても美味しいです。気軽なお店なので、1品のみでも全然OK。但し、外で待っている人たちの為にも、食べ終わったらサッと席を譲りましょう。
Trattoria Gozzi トラットリーア・ゴッツィ
Piazza di San Lorenzo, 8R, 50123 Firenze 12:00-15:00 日曜定休
ここも雰囲気のある美味しい食堂です。普段、食事処の評価には辛口のイタリア人からの評価も高いお店。特に美味しかったのは、Braciole rifatte (ブラチョーレ・リファッテ)。子牛のカツレツを揚げた後、トマトソースで煮込んだもの。衣がしとしとになって独特の味わいでした。お会計も良心的です。
Trattoria Da Rocco トラットリーア・ダ・ロッコ
Piazza Ghiberti, 50121 Firenze 11:00-15:30 日曜定休
活気のあるサンタンブロージョ市場の建物の中にあるお店です。名物ロッコおじいちゃんがクルクルと元気に働き回る美味しいお店。席には横から、スライドして(笑)入ります。特に、夏のpanzanella(パンツァネッラ=夏野菜のパンサラダ)がとっても美味しいのですが、何を食べても美味しいお店。ポーションも特大ではないので、1人プリモを1皿ずつ+セコンドをシェアで丁度良いかもしれません。お店の表では、テイクアウトも出来ます。ここでテイクアウトをして、アパートで温め直して食べるのも良いですね。
サーブの方もとっても親切に説明してくれます。雰囲気も大衆的だし、お会計も大衆的でリーズナブルなお店です。
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