イタリアでピッツァと言えば本場はやはりナポリとローマ。
せっかくだったら本場のピッツァを食べに行きたい所ですが、「なかなかそんな時間は取れない」、「今回はフィレンツェ滞在だけ」という方にも、フィレンツェでも美味しいピッツァを食べて頂けるサンタクローチェ地区にあるピッツェリーアをご紹介します。
場所は、ドゥオーモとサンタクローチェ教会の間。ヴェルディ劇場の真後ろです。
10テーブル位しかないとっても小さなお店で、地元の人にもとっても人気があるので、週末の8時以降は大変混みます。ゆっくり食事をしたい時は、金〜日の週末を避け、平日の開店時間19時に行くと良いでしょう。月曜が定休日で夜のみの営業です。
種類は4種類のみ。
Margherita (マルゲリータ)定番のピッツァ。シンプル・イズ・ベストです♩
モッツアレラチーズ、トマト、バジリコ、オリーブオイル 8ユーロ
Napoli (ナポリ)アンチョビとケッパーがのったピッツァ。今回はこれにしてみました。
モッツアレラチーズ、トマト、バジリコ、オリーブオイル 8ユーロ
Marinara(マリナーラ) ニンニクが利いていてこれも美味しいんです。次回は是非こちらにしたいと思います。
モッツアレラチーズ、ニンニク、オレガノ、オリーブオイル 8ユーロ
La Nuova Pizza (ラ・ヌオーヴァ・ピッツァ)唯一の変わり種ピッツァ。生地は全粒粉。2枚頼むなら一枚はこちらがお勧めです。
全粒粉の生地、フィオール・ディ・ラッテ(ややクリーミーなモッツァレラ)、生ハム、オーブン焼きトマト、グラーナ・パダーノ 11ユーロ
Pizza Asporto(ピッツァアスポルト)7ユーロというのはテイクアウト。テイクアウトをしたいことを伝え、好きなピザを選んで外で待っていると、焼けたら合図をしてくれます。箱に入れてくれるので、アパートに持ち帰って食べるのも良いですね、ちなみに、このピザ屋の上に、アパート、サンマルコとサンタクローチェがあります。
ワインの国イタリアでも、ピザにはビール。
Birra Artigianale (ビッラ・アルティジャナーレ)と呼ばれる地ビールがお勧めです。これは北イタリアドロミティ地方の地ビール。最近のイタリアでは地ビールがブームです。
今回は二人で一枚ずつ、ナポリとラ・ヌオーヴァ・ピッツァにしてみました。
生地や焼き具合は勿論のこと、上に乗っている具材が素晴らしく美味しいです。アンチョビは、ちょっと今まで食べたことのない美味しさでした。
こちらが変わりピザ、ラ・ヌオーヴァ・ピッツァ。グラーナ・パダーノとはほぼパルメザンチーズのハードタイプのチーズです。薄く切ったこのチーズが上にのっています。そして美味しさの秘訣は、石窯オーブンでじっくり加熱して甘みをだしたプチトマト。切って持って来てくれるのでシェアしやすいです。
食べきれない程、大きなピザを焼くお店もありますが、ここは丁度良い大きさ。1人あたりピッツァ一枚+デザートで丁度良いです。
そしてお楽しみのデザートタイム♩2種類しかないデザートは、ラム酒がたっぷり入った生チョコケーキとババ。
こちらが生チョコケーキ。ラム酒が利いていて濃厚です。これを食べる為にこのお店に行きたい程美味しいデザートでした。
ナポリの代表的なお菓子、ババ。ふんわりと発酵させた軽い生地にはたっぷりとラム酒がかかっています。
ナポリピッツァの仕上げには欠かせないデザート。
私たちは二人で前菜も1つ頼み、ピッツァ2枚、デザート2つ、大満足でした。
本当はナポリやローマで食べるのが一番ですが、フィレンツェで美味しいピッツァを食べたい時におすすめのお店です。
Osteria del Caffe’ Italiano – Pizzeria
オステリーア・デル・カッフェ・イタリアーノ
Via Isola delle Stinche 13R, Firenze
火曜〜日曜 19:00 月曜定休
8月の夏期休業あり。クリスマス、年末年始は休みや営業時間の短縮の可能性ありです。
電話予約はできません
ヴェルディ劇場の真裏です。同名のリストランテもあるのですが、ピッツェリアは夜だけで、リストランテの入り口の右横に小さな入り口があります。
もし、このお店に行って「美味しかった♩」とか、「これも美味しいよ♩」などというご感想があれば、このページの一番下のコメント欄に書き込んで下さい。フィレンツェで美味しい思い出が沢山できますように♩この情報が役に立ったら,シェアして頂ければ光栄です。
その他のフィレンツェ現地情報については、以下のガイドブックでも掲載しています。
美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK) 2018年2月22日イカロス出版より刊行
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