ようこそフィレンツェへ!
フィレンツェ旅行の為に情報収集をされている方、沢山の旅行先の中でフィレンツェも考えている方、なんとなくフィレンツェという街が気になった方、旅に出るならいつもフィレンツェという方、など様々な方がこのページを開いて下さったのかと思います。
イタリア北部に位置する街フィレンツェについての基本情報や、フィレンツェに行く前に知っているとちょっと家族やお友達に自慢出来る豆知識をご紹介します。
フィレンツェってどこにあるの?
フィレンツェ市は、イタリア半島の北部、トスカーナ州の州都です。
北東部はエミリアロマーニャ州(州都ボローニャ)、東部は北西部はリグーリア州(州都ジェノヴァ)、南東部はウンブリア州(州都ペルージャ)、南部はラツィオ州(州都ローマ)と隣り合わせです。
特急列車でローマから1時間半、ヴェネツィアから2時間です。
フィレンツェの街はどの位の大きさ?
フィレンツェ市の現在の人口は約1350万人、市の面積は、102,4㎡、京都市の約8分の1、福岡市の約3分の1という大きさです。その面積の中に、素晴らしい歴史的建造物がギュッと詰まっていて、ほぼ街全体がユネスコの世界遺産に指定されています。
街は東西に流れるアルノ川により、ドゥオーモ、フィレンツェ中央駅、サンタクローチェ教会側と、川向こうのピッティ宮殿側に分かれ、街の中心部は、上流から順に、グラーツィエ橋、ヴェッキオ橋、サンタトリニタ橋、カッライア橋という4つの橋で往来する事が出来ます。
フィレンツェはいつ頃できたの?
紀元前59年頃に、古代ローマ人によって「フロレンティア」という街がアルノ河沿いにつくられたのが、フィレンツェの始まりです。その頃から、今のポンテヴェッキオのある場所には木の橋があったのだそうです。現在のフィレンツェに残っている広場や建物は、古代ローマ時代の街の上に立っています。
洗礼堂=ローマ時代の住居跡
レプッブリカ広場=フォロロマーノ(市場)
サンタクローチェ広場=コロッセオ
シニョリーア広場=浴場
ヴェッキオ宮殿=ローマ劇場
フィレンツェに縁のある人物は?
ダンテ・アリギエーリ(1265-1321) 詩人、作家、政治家
ジョット・ディ・ボンドーネ (1266-1337) 画家、建築家
サンドロ・ボッティチェッリ(1445-1510) 画家
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519) 画家、建築家、科学者
ラッファエッロ・サンツィオ(1483-1520) 画家
ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564) 画家、彫刻家、建築家
ニッコロ・マッキャベッリ(1469-1527) 外交官、政治思想家
フィレンツェで生まれたり、フィレンツェで学び、活躍をした芸術家達は、他にも沢山居て、挙げきれない程です。彼らの多くの作品がまだフィレンツェに残っていて、彼らが生きた当時の街並みも残っている事が、フィレンツェの街の大きな魅力です。
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