旅の準備編

フィレンツェ見所案内 中世邸宅博物館

中世の時代の住居がそのまま残されている博物館です。家具や調度品などが展示されていて、当時のフィレンツェの生活を今に伝えています。

Palazzo Davanzati

中世邸宅博物館(パラッツォ・ダヴァンツァーティ)

Via Porta Rossa 13, Firenze 月曜~日曜 8,15-13,50 毎月、第二、第四日曜日と第一、第三月曜日休館

先日いつか行ってみたかった中世邸宅博物館が丁度開いていたので入ってみました。長く修復工事が行われていて閉館していたのですが、ちょっと前から一般に公開されるようになったんです。

Palazzo Davanzati(パラッツォ・ダヴァンツァーティ)と呼ばれている、中世邸宅博物館です。
14世紀に建てられたこの邸宅は、その後1578年に商人ダヴァンツァーティ家により買い取られます。
1838年、最後の当主が亡くなるまで、260年間同じ家族が代々住み続けていたそうです。昔の家ってこうして代々受け継がれていっていたんでしょうね。
1904年に修復家で画家でもあったエリア・ヴォルピが購入し、内装を手がけて、1910年に「中世邸宅博物館」として一般に公開されました。
その後、1916年にオーナー自らの手によって家具など内装の全てがニューヨークで競売に掛けられたのです。 博物館として現在の姿で一般に公開され始めたのは1956年のことです。
イタリア国家所有の本物のアンティークの家具などが全国から集められ、現在展示されています。 従ってこの邸宅のオリジナルの家具は少ないものの、間取りや壁、窓などは中世のまま残っていて、一歩足を踏み入れると、コジモ豪華王の時代の空気が感じられます。

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↑居間です。 素晴らしい長テーブルはトスカーナらしいスタイル。天井には装飾が施された梁が張り巡らされています。

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窓もとっても雰囲気があっていい感じ。大きな1枚ガラスって最近の発明品なのかな?昔はこうして丸かったんだ。確かにこの方が割れにくいかも。

この居間と廊下の間の壁に埋め込むようにして、井戸がありました。反対側にも合せ扉がついていて廊下側からも水を汲むことができる仕組みになっています。貴族は家の中に井戸を持っていたんですね。
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ここは、”Sala dei Pappagalli”(サーラ・デイ・パッパガッリ=オウムの間)と呼ばれたお部屋。
壁一面に描かれた可愛いオウムの絵。1300年代後半のものです。良く残ったなあと思います。オウムをこうして幾何学模様に並べて装飾するなんて大胆なアイデアですね。
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これはとっても頑丈そうな金庫。蓋の部分が恐らく錠前になっているのでしょうが、複雑でしかも美しい構造で、思わず見とれてしまいました(←こういうの大好きです)。
そしてここは寝室。ベッドはトスカーナの16世紀のアンティークのものだそうですが、結構、広々としていて寝やすそう。
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小さなコレクションですが、代々この邸宅に住んでいた女性達が編んだレースのコレクションがありました。レース好きの方にはお薦めの博物館です。美しい婚礼用のベールも展示されていました。男性、女性用の豪華な襟飾りもありました。

なかなか面白かった中世邸宅博物館、お時間があれば是非行ってみてください。

このコンテンツでは、ブログ「フィレンツェ田舎生活便り2」で、私が、訪れたフィレンツェの教会や美術館について日記風に感想を綴った記事をまとめたものです。絵画作品や教会内の写真の一部はWEB上にある利用フリーの画像素材を使っています。現在は、全ての教会や美術館ではフラッシュ撮影は禁止、フラッシュなしの写真撮影も禁止している所が多くあります。今まで残ってくれた美術品に感謝しながら、これからも長く保存していけるように、鑑賞したいものですね。

Via Porta Rossa 13, Firenze

ラ・カーサ・ミーア 奥村千穂

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